Perlテックブログ

ITエンジニアの成長意欲を刺激する技術考察、モジュール開発の日記。Perlイベントや国内や海外のPerlの記事の紹介。

Perl6は未来的な言語、Perl5は現実的な言語

Perl6というネーミングは、失敗だったと僕は思っている。

でも、実際に今Perl6があるのだから、名前の問題に関して、Perl5はPerl6と共存していくほかないと考えるようになりつつある。

それならば、最善のブランディングとはなんだろうか。

Perl6は未来的な言語

Perl6はPerl5の未来というわけではない。Perl 5はPerlのメインストリームで、perlというコマンドで、この先もずっと実行できる。Perl6は、未来的な言語でperl6というコマンドで実行できる。Perl6は、Perl5とは言語としては並列に置かれ、後継者ではない。

Perl」とバージョン名なしで呼ばれるのは、この先もずっとPerl 5のことだ。

Perl6はPerl5の後継ではないけれど、未来的な言語であることは間違いない。

Perl6は未来的な構文をたくさん持つ。言語表現の多様性はPerl5をはるかに超えている。Perl5においても、人それぞれによって書き方が変わってしまうといわれているけれど、Perl6は、はるかにその上をいく言語表現を持っている。その表現は、以下の記事に詳しい。

ラリーウォールには、はるかな未来が見えるのかもしれない。ラリーウォールのPerl6に関する考え方は、ここに詳しい。

Perl5は実用的な言語

一方Perl 5は、現実的で、実用的で、目の前にある現実の問題を解決してくれる。テキスト処理を素早くかけるコンパクトな構文と、申し分のないパフォーマンスを持っている。

現実に今ある問題にスポットを当てて、それを解決してくれる。CPANには、問題解決のためのモジュールがたくさんアップロードされていて、無料で利用できる。

後継というイメージから未来的な言語というイメージへ

Perl6のイメージは、Perl5のすぐ後の後継というイメージから、未来的な言語、人類が最後に到達する言語というイメージに変化する。

# かつてのイメージ
Perl5 -> Perl6

# これからのイメージ
現実的 Perl5 --------------> Perl5
未来的 Perl6 --------------> Perl6